ウェブマガジン カムイミンタラ

2007年11月号/ウェブマガジン第18号 (通巻138号)  [ずいそう]    

観光・文化都市「さっぽろ」に思う
上田 文雄 (うえだ ふみお ・ 札幌市長)

「ずいずいずっころばし」<br>版画:宝賀寿子
「ずいずいずっころばし」
版画:宝賀寿子

私は、札幌はとてもすてきな街だと思っています。古くから続くまつりを続けながら、新しいイベントを作っていくパワーがあり、それらを支えているたくさんの市民がいて、その多くがこの心豊かな街を愛して、住み続けたいと思っている。私たちは本当に幸せな街に住んでいるのだなと感じています。多くの日本人から愛されて、また世界から注目され、さらに札幌に住んでいる市民が本当に愛着を持っている。本当に愛しい街だと思います。

昨年に引き続き、民間会社が実施した全国の1000の市区町村を対象とした「地域ブランド調査」において、札幌は2年連続で最も魅力的な市区町村の第一位に選ばれました。札幌を「とても魅力的」と答えた方は、昨年を上回り、また、観光や旅行にぜひ行ってみたいという観光意欲度でも第一位となりました。このような結果が現れたのは、今日に至るまで、市民のみなさんと協働して行ってきたまちづくりの賜物であると私は思っています。

札幌では、さらに多くのお客様に来ていただくためのまちづくりに力を注いでいます。その一つとして、まちのシンボルでもある藻岩山を再整備しようという構想をつくり、その具体化を進めています。
 藻岩山はアイヌ語で「インカルシペ(=いつもそこから眺めるところ)」と言い、石狩平野を一望できる場所として、また、札幌藻岩山スキー場というスポーツ施設としても、多くの市民に親しまれています。さらに、藻岩山には天然記念物藻岩原始林の広葉樹が生い茂り、隣にある天然記念物の円山原始林とあわせて、大都市の近郊にして動植物が豊富に生息する貴重な自然資源となっています。私も、何度か藻岩山を訪れたことがあり、晴れた日には石狩湾を臨むことのできる眺望と、まさにそれ自体を宝石と言っても過言でないほどのすばらしい夜景を楽しんでいます。
 また、冬の藻岩山で、モーリス号に乗って札幌の冬を体験していただくのもお勧めです。この感動を多くのみなさんに体験していただきたいと思っています。

私のまちづくりのモットーは、市民の皆さんとの対話を大切にすることです。「タウントーク」や「市長とおしゃべりしませんか」など、私が直接、皆さんの地域を訪ねて話を伺う機会もありますので、皆さんが発見した札幌の魅力をぜひ、私にも教えていただければと思います。

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